拒薬と休職
僕は休職を二回経験している。
ぶっちゃけ今が二回目。
現在休職中。
二回目の休職に際してクリティカルかつリーサルだったのが僕にとって「拒薬」だった。
拒薬とは厳密な医学用語かどうかはわからないが、ともかく読んで字の如く「薬を拒絶すること」だ。
要するに、僕はある時期から薬を飲まなくなってしまった。
理由はいくつかある。
・自暴自棄になっていた
・2年も病院に通っていて良くなっている気がしなかった
・薬による副作用(主に日中や朝の強い眠気)が辛かった
などなど、様々な理由があったが、ともかく僕は一時期薬を飲まなくなってしまった。
その後の結末は想像に難くない。すぐにメンタルどころか体調まで崩して即休職コースと相なった。
この経験から僕が言えるのは「薬は飲みましょう!」というだけではない。
もちろん、薬を飲むのは大事。それは間違いない。
ただ、僕が言いたいのはその手前の「自分を大切にしたい」ということだ。
確かに薬を飲むことが辛い時もある。
全く良くならないのに病院に行くたびに薬が増えて、二度と戻れなくなっているような怖さがある。
その気持ちはよくわかる。実際僕はその気持ちに心が折れて薬を拒絶した。
けれど、一歩踏みとどまってほしい。
休職することは決して後退でも停滞でもない。
けれど、薬を飲まなくなってしまうと確実に治療は停滞するし、大抵の場合後退してしまう。
うつ病の時に自分に対して優しくすること、自分を大切にすることはとても難しい。
僕は今もできているかわからない。
けれど、その気持ちを心のどこかに欠片でもいいから留めておくことが大切なんだと思う。
社会も他人も自分を大切にしてくれるとは限らない。
だからこそ、自分だけは自分を大切にしてあげてほしい。
わかってる。難しいことはわかってる。
だって僕だってまだできてないもの。
だから、お互い意識してみよう。
僕も僕を大切にしてみる。
あなたもあなたを大切にしてみる。
そうすることで少しだけでも世界が自分に優しくなると思う。
繰り返していうが、休職は停滞でも後退でもない。
けれど、薬を拒絶してしまえば停滞も後退もする。
休職を悩んでいる人は別に休職してもいいと思う。
けれど拒薬を悩んでいる人はぜひ止まってほしい。
その先にはあなたが求める快楽や心地よさは存在しない。
その前に休む。
それを考えて欲しい。
それか、誰かに相談してみてほしい。
あなたがあなたに優しくなれるように。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今日も1日、お疲れ様でした。
